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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「部下のプライバシー」

あなたは部下のプライバシーどれくらい知っていますか?

昨今、仕事とは仕事プライベートはプライベートとしっかり分けたいという風潮です。
決してそれは悪い事ではありません。

しかし、残念ながら人間はそれほど強くありませんので、プライベートの出来事は仕事への影響が非常に高いことも事実としてあります。
部下のプライベートの状況を出来る限り把握することは必要なことではないでしょうか。

例えば、昇進や昇格あるいは新しい家族の誕生など部下が嬉しい事がある時は多少厳しく注意しても問題はないでしょう。
心身ともに元気ですから注意されたことを前向きに受け止めてることができるはずです。

しかし、もしお子さんが病気であったり配偶者と不仲など落ち込んでいる時同じトーンで注意したらどうでしょうか。
深く傷ついて本人を追い詰めてしまうことになるでしょう。
プライベートのことで心が荒んでいたり落ち込んでいたりする時にチャレンジングな仕事を与えても人はなかなか力を発揮することはできないでしょう。

そんな時はマネジャー自ら
今日は調子悪そうだね何かあったの?
そうやって声をかけてあげることも必要なのではないでしょうか。

自分のプライバシーについて進んで話そうとする人はあまりいないでしょう。
しかし、あなたから聞くことはできます。
また、そういうことを含めて気軽に話してもらえる関係を築いておくことが、仕事の上で人を動かしたり人を成長に導いていくマネジャーの務めではないでしょうか。

Human Ability Development ヒューマン・アビリティ・デベロップメント