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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「朱色作戦」

「朱に交われば赤くなる」ということわざがあります。

これは、人は付き合う人によって善くも悪くもなるということを意味していますが、組織を強くする上でとても有効です。

第一の要は、既存の人材でできるだけ濃い朱色にしておくことです。

もし、ベースとなる組織が少しでも薄い朱色だったとしたら、そこに新しい人材が投入されてことでさらに色が薄くなってしまいます。
そうならないために、ベースとなる既存人材をどこから見ても立派な朱色に染め上げておくのが肝要です。

そして、第二の要は少数精鋭から始めることです。人をたくさん寄せ集めて薄い色になってしまった組織を朱色に換えていくのは大変なパワーと時間を要します。
それであれば、まずは既存メンバーをしっかりと育て上げて仕事が回るようにし、少々色の薄い人が入ってきても自然と朱色を目指すような組織を作った方がずっと効率はよいはずです。

みなさんの組織はいま、どれくらい濃い朱色になっていますか。

Human Ability Development ヒューマン・アビリティ・デベロップメント