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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「大善は非情に似たり」

経営者の大事な仕事のひとつ

人事

そこで大切な考え方は
小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり

はた目からは
ちょっとした「善」のように
見える行為が

じつは
大悪ににていることが
あります。

その反対に
大きな善を行なっている人は
非情に見えることがあると
言うのです。

例えば、いつも
部下に優しく接して
努力がたりなくても
注意することもなく
見過ごしていると

その部下は何年たっても
同じレベルに留まっていて
さらに悪くなるのが常です。

努力しなくても
何も言わない上司は
一見やさしくて
度量の大きい人物に
見えるかもしれません。

いつもかばってくれる
物わかりのいい上司と思われています。

上司も
その方が楽なのです。

そのうち部下も少しは反省し
心を入れ替えてくれるに
違いない・・・

厳しく言って
上司と部下の関係が
ギクシャクするのは面倒だ

そんな考えを持っていて
責任の追及が甘くなってしまいます。

一方、
社内において
自分が預かる部署が
果たすべき役割を
しっかり認識し

チームとして
育成することに厳しい上司は
部下に対しても
基本の徹底を
うるさく指導します。

また、その部下が
より高いレベルに成長していけるよう
配慮しているものです。

そういう上司は
部下からすると
往々にして

口うるさく
煙たい存在です。

みなさんはどちらが小善で
どちらが大善だと思いますか。

株式会社ビジネスグランドワークス

Human Ability Development ヒューマン・アビリティ・デベロップメント