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【コラム】「○○える、じゃなく、○○わる」

仕事でいろんな人に会いますが、人の経験を聞くことは生きた教材です。

ここ最近、首都圏の市長、某テレビ局の報道局長、地方銀行の
社長を経験された方々にお話を聞く機会がありました。
皆さん、新聞やテレビで見たことがある人です。

共通して仰っていたことは“伝えること”の重要性です。
伝える相手が多ければ多いほど、人の解釈の仕方はさまざま。

そんなつもりじゃなかったのに、なんて思うことは誰にでも
起こっている日常のように思います。

つき詰めると、“相手がどのように理解したか”に責任をもつこと
が大切であるということでした。実際に、数千、数万、それ以上?
の人に伝えなければいけない仕事をなさってきた方々なので、
聞いていて重みが違いました。

つい、「自分は相手に言ったのに、なんでやらないんだ、
わからないんだ・・・」と相手の非を考えがちですが、
自分の伝達力の無さに非があることをまず反省しなければいけません。

つまり、“伝えること“が重要なのではなく、“伝わること”が重要だと
いうことです。人を動かす人は、伝わる技術を磨いているということ
がよくわかりました。

Human Ability Development ヒューマン・アビリティ・デベロップメント