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仕事の基本③「100―1=?」
100―1=?
算数では「99」が答えですが、社会における答えは「0」です。
たとえば、レストランに入ってすごく不愉快な対応をされたとします。
不愉快な気持ちになった人は
「なんてレストランだ!」
「こんな店には二度と行かない」
とレストランに対して怒りの感情がこみあげてきます。
このように、お客様は不愉快な気持ちにさせた本人(個人)にではなく
レストラン(組織)に対して憤りを感じてしまうものなのです。
これはあくまでもレストランでの事例ではありますが、仕事の種類によっては
常に仲間と一緒に仕事ができる方もいれば、テレワークの普及によって個々で
活動をされている方もいます。
共通していえるのは、同じ組織や会社に所属しているかぎり、個人の活動は
個人に止まらず、組織全体に影響を与えてしまうということです。
もうお分かりでしょうが、「100」というのは組織や会社を表しており
「1」というのは個人を表しています。
どんな小さな仕事でも組織につながっていて、全体に影響を与えてしまいます。
たとえば、個人の言動や姿勢や振る舞いなどがあるでしょう。
常に「100」の影響を考えて、組織の看板を背負って「1」実行できる人が
より多くのチャンスを得ていくものであると考えています。
今年一年、全社員が会社の代表であるという自覚と責任をもって、皆様のお役に
立てるよう努めて参ります。本年もご指導をよろしくお願い申し上げます。